どうもサイゼンです。
副業で運営していたアフィリを法人へ売却したり、フリーランスエンジニアとして会社員時代より大きく収入を伸ばす事ができました。
突然ですが、あなたに質問です。
「人生に”悩み”って必要だと思いますか?」
人生生きていれば、悩みなんていくらでもでてきますよね。(仕事、人間関係etc…)
人によっては「悩むことも人生に必要」という人もいるでしょう。(生まれた時から悩みゼロの人なんていないはずですし)
ただ、僕は個人的に人生で「悩む時間」は無駄だと思っています。
人生で悩む時間はなるべく減らすべき。その時間は何も生み出しはしない。大事なのは悩みの中にある問題を明確にし、問題解決のために思考・行動すること。それ以上でも、それ以下でもない。
— サイゼン|「成り上がり大学」で検索 (@saizen_dayo) October 25, 2021
人生で悩む時間はなるべく減らすべき。その時間は何も生み出しはしない。大事なのは悩みの中にある問題を明確にし、問題解決のために思考・行動すること。それ以上でも、それ以下でもない。
今回は、ここら辺を深堀していきます。
悩みは無駄なので、思考・行動を増やそう
極端だと思われるかもしれませんが、人生で迷う時間は1秒でも減らすべき。迷うことで現状を変えることはできないからです。
「悩むこと」と「考えること」は違う
「悩むこと」と「考えること」は一見似ているようで、全く違う行為です。
個人的に両者の違いを簡潔に表していると思ったのが「イシューからはじめよ ― 知的生産の「シンプルな本質」」の著書、安宅さんの言葉。
・「悩む」=「答えが出ない」という前提のもとに「考えるフリ」をすること
・「考える」=「答えが出る」という前提のもとに、建設的に考えを組み立てること
要するに「答えを出すために頭を使っているかどうか?」が悩み・考えるの違いだということ。
だから悩んでいても、永遠に答えは出ません。
【前提】悩みを100%消すのは不可能
「悩みは無駄!」と言いつつ、、、悩みを人生で消すのは不可能です。人間は感情の生き物なので。
無意識に悩んでいる時は誰だってありますよね。
大事なのは悩みを消すことではなく「悩みとどう向き合うか?」の部分。
具体的には、悩みが出てきた時に無理やり「悩んじゃいけない!」と言い聞かせるのではなく、「あ、今自分は悩んでいるけど、そもそもの問題ってなんだっけ?」と客観的に問題を見直すイメージ。
そうすることで、悩みは自分が正しい方向へ進むための「ヒント」になります。
悩みに対してどう向き合えばいい?
答えは単純に「問題・原因・解決」を考えるクセをつけるだけ。
「そんなに単純なのか….」と思う人もいるかもしれませんが、キチンと3つを考えている人は意外と少ないです。
問題・原因・解決って言葉にするとシンプルですが、この考えを常に意識するだけで、悩む時間は大幅に減るはず。
悩みは「問題」であり、問題には必ず原因がある
悩みの正体は言い換えれば「自分にとっての問題」です。
ここで、大事なのが「どれだけ問題の原因を深堀して考えられるか?」ということ。
例えば、あなたが朝早く起きれないという悩み(問題)を抱えていたとしましょう。
朝早く起きれない原因はいくらでもあり、原因が下記3つだったとします。
・夜寝るのが遅い
・アラームを1回しかかけていない
・枕元にスマホがあるので、無意識にアラームをとめてしまう
上記のように細かく原因を深堀せず、単純に「夜寝るのが遅い」ことだけが原因と思い込み、はやく寝ても意味はありません。早起きできない他の原因を解決しきれていないからです。
このように原因の深堀ができていないと、問題に対する解決策も的外れなものになります。
だからこそ、問題・原因・解決の流れを意識することが重要です。
【体験談】直面した悩みへの向き合い方
実は、僕も過去にめちゃくちゃ悩み、迷走していた時期がありました。
ここからは、僕がどうやって悩みに対して向き合い、解決したのか?という考えの部分を具体例とともに振り返ってみます。
会社員からフリーランスエンジニアとして独立するタイミングでの迷い
会社員からフリーランスエンジニアとして独立する際、ある程度独立までの計画を立てていましたが、やっぱり独立直前の不安はありました。
僕の迷い・悩みの根本は「独立後にしっかり食べていけるか?」の一点。
ここで紹介した「問題・原因・解決」の流れで、悩みをみてみましょう。
【問題】
独立後に食べていけるのかどうか?
次に悩んでいる原因を考えます。
【悩んでいる原因】
①フリーランスは正社員という雇用形態ではなくなること
②自分が市場価値があるかどうかイマイチわからないこと
③万が一収入が落ちた時の対策
④税金がどれくらいかかるか分からない
⑤開業時の手続きが不明
ザッとこんな感じで悩みの原因が出せました。ここまでくると、何が原因で自分が悩んでいるのかが明確になり、原因からどうすれば悩みを解決できるかが見えてきそうです。
原因をもとに解決策を考えます。
【解決策】
①フリーランスは正社員という雇用形態ではなくなること
→正社員にもデメリットがあるはずで、どちらがお得かをもう少し調べてみる
②自分が市場価値があるかどうかイマイチわからないこと
→案件を紹介してくれるエージェントに登録して、実際の案件単価を把握しておけばいい
③万が一収入が落ちた時の対策
→貯金や投資をすること、他事業を分散して立ち上げればいい
④税金がどれくらいかかるか分からない
⑤開業時の手続きが不明
→何冊か本を買って勉強すればOK
はい、解決策が見えましたね。
実際に上記は僕が考えていた事で、解決策をもとに行動し「独立しても大丈夫」と確信しました。
あくまで一例ですが、悩みはこのように「問題・原因・解決」という単純な流れを意識するだけで自己解決できます。
「そんなにスラスラ悩みを分析できないよ!」という声もあるかもしれませんが、結局は「慣れ」です。しつこく繰り返しやっていれば、絶対できるので。
悩みを「思考・行動」へ変えるための方法
悩みは「問題・原因・解決」の流れを意識して考えると、適切に問題解決できます。
ただ、一連の流れの中で意識しておいた方が良いポイントがあるので紹介していきます。
- 紙に書き出す
- 期限を決める
- 小さく試す
紙に書き出す
無駄に悩んでいる人によくありがちなのが「なんとなく不安」と悩みが漠然としているパターン。
残念ながら、悩みは頭の中で考えていても解決しません。
悩みは、まず紙でもメモアプリでもいいので思いつくまま書き出しましょう。
そうすることで、自分が今「何に悩んでいるのか?どうしてその悩みが出てきたのか?」などを客観的に考えることができます。
期限を決める
悩みの中で明確な問題点や解決策が明確になっても、結局すべて行動に移さなければ意味はありません。
人が行動する時の強いきっかけとなるのが「期限が決まっているかどうか?」です。
「あぁヤバいやらなきゃ!」と、何かしなきゃいけないという焦りを感じた経験は誰しもあるでしょう。その時、ほとんどのケースで期限や締め切りが決められていたはず。
それだけ集中して物事に取り組むためにも、「期限を決めること」は行動するきっかけづくりとしてとても効果が高いのです。
小さく試す
悩みの大小は様々ありますが、問題を一気に解決しようとすると失敗することもあります。
例えば、収入が上がらないという悩みがあったとして、解決策はいくらでも挙げられます。
・転職をする
・副業をする
・出世をする
これらを全てやろうとすると、中途半端になります。
ここで大事なのは、どんな複雑な問題も、小さな問題に分解して1つずつクリアすれば達成可能だという考えを持つ事です。
1つずつ地道に「これはどうだろう?」と小さく試すことが、大きな問題を解決する近道にもなることは覚えておいてください。
余談:やりたい事がわからない人は「稼ぐこと」に集中すべし
この記事を読んでいる人の中には「そもそもやりたいことが分からない」ことが悩み、という人もいるのではないでしょうか。
そういう人は「稼げること」をすればOK。稼ぐことは生きる上で絶対に欠かせないことだからです。
もっと言えば「続けていても苦にならず、かつ稼げること」がベスト。続けていて苦にならないということは、裏を返せば好きな事に近いので。
こうした視点でみると「やりたいことを見つける」ことよりも、さらに自分の方向性がハッキリと見えやすくなるはずです。
あなたの人生で「悩んでいる時間」はない
人生において大事なのは「悩む時間」ではなく「問題解決のために行動する時間」を増やすこと。
そのためには悩みを「問題・原因・解決」の三段階に分けて考えることが重要です。
また、問題解決のために行動する上で、意識すべきポイントとして下記3つがありました。
- 紙に書き出す
- 期限を決める
- 小さく試す
何度も言いますが、悩んでいる時間は無駄です。
そんな時間があったら、すかさず問題分析・行動をセットで鬼のように繰り返しましょう。
※ちなみに「稼ぐために行動しようと思ったけど、何をすべきか分からない!」という人は下記の記事も参考にしてみるのがオススメです